ちょっと待って! 捨てちゃう前に、米ぬか美容

 環境問題に興味のある方、節約生活に奮闘する方、いろいろな方の間でもはやリサイクルは当たり前の考え方ですよね。むしろ昔ながらの、古き良き日本人の「もったいない」精神がよみがえってきたとでもいいましょうか……ともかく、使えるものは最後まで使う! なるべくゴミを出さない! という生活方針は、国全体に広まってきていると言えるでしょう。

その、再利用熱が高まる今の日本でおすすめしたいのがずばり、「米ぬか」。そうです、玄米から白米に精米する際に大量にでるおがくずのようなアレです。 摂取量は年々少なくなってきているとは言え、日本人の主食といえば米。一日一膳もごはんを食べないという人はほとんどいないのでは? 弥生時代から米を食している日本人の体には、小麦よりも肉よりも、米が一番、消化しやすいのだと言います。  

スーパーで購入する人には馴染みがないかもしれませんが、米屋さんで米を買うと、その場で精米してくれるため、新鮮なぬかが大量に出ます。自分でコイン精米機に行く方も、裏口を開けてみれば、いま自分が入れたばかりのお米のぬかが積みあがっているのを目にすることができるでしょう。もちろん、家庭精米機を使っている方は毎日米ぬかに触れていることでしょう。 

さて、この米ぬか、あなたはどう処理していますか? フローリングを磨くのに使ったり、コンポストに入れている方もいるかもしれません。春先なら、たけのこをゆでる時に重宝しているかもしれませんね。それでも余って捨ててしまうという方、たまには目先を変えて、美容に使用してみてはいかがでしょう。 

そもそも米ぬかは、古くは平安時代から洗顔や洗髪に使われてきたもの。現代なら米やぬかを原材料とした米ぬかせっけんや純米酒入浴剤、化粧水などをドラッグストアで見かけたことがあるのでは? 皮膚の水分をキープして、肌が乾燥するのを防ぐ「セラミド」、メラニン色素が増えるのを防ぐ「γ-オリザノール」、その他にビタミンB2、B6、ナイアシンなども豊富な米ぬかは、美容に最適な品なのです。 

具体的には、・木綿の袋に包んで口をしばり、風呂に入れる。濡らしたそれでせっけん代わりに肌をなでる。・米ぬか4:小麦粉6で混ぜ合わせ水を加え練ったものでパックをする。・生の米ぬかをそのまま手にとって少量の水を加えヌルヌルしてきたら軽くマッサージするように顔を洗い、お湯でよくすすぐ。 

いずれも米ぬかの成分が溶け出してすべすべ肌が叶います。根気強く続けること、こすらないこと、必ず新鮮なぬかを使用すること(油分が多く酸化がすすみやすいので気をつけて下さい)に注意して、捨てちゃう前の0円美容をお試しください!